映画製作のおすすめ

私は、もともと洋画の配給会社として出発し、その時から、様々な映画に携わってきました。巨匠、市川昆(変換出来ない)監督の「股旅」。主演は若き日のショーケンこと萩原健一、小倉一郎、そして尾藤イサオ。股旅を続けるチンピラやくざ3人組の運命を、名手小林節雄による美しい映像と、巨匠でありながらまるでニューシネマのような若々しい演出で描いた、‘70年代らしい傑作と思っております。同じ時代劇で、「祭りの準備」の黒木和雄監督による「竜馬暗殺」(主演原田芳雄)も印象に強く残っています。本当に懐かしいですねえ。メジャーの配給会社では扱いづらい、芸術性の高い映画を配給していたのですね。(イエジー・カワレロウィッチの「尼僧ヨアンア」とかベルイマンの「野いちご」など)‘60年代後半から‘70年代前半にかけて、メジャーの会社で仕事をしづらくなった個性的な映画作家(大島渚や今村昌平や羽仁進や篠田正浩や吉田喜重や斉藤耕一)の独立プロダクションと共同製作をはじめ、これらの存在感は大きく増していったと理解しています。このように、過去の作品にはとても素晴らしい作品も多いので、いろいろ観てみるとおもしろいとおもいます。そういった作品のなかで様々なヒントも感じることもおおでしょう。その中で、自分の作品を見つめなおすのも大切ですよね。